なんでこんなに頑張ってるのに評価されないの!?
頑張ってるのに評価されない。
悲しいでよね。
頑張っているのに評価されない原因として、そもそも組織が悪いという可能性がありますが、本質的な問題に気づかなければ別の組織に行ったとしても同じことが起こります。
本質的な問題とは、自分が【やったつもり症候群】になっていないか?と言うことです。
少し昔の記事ですが、こんなものを見つけました。
【ジャパネットたかた】で有名な、ジャパネットグループの創業者である髙田 明さんのインタビュー記事です。
記事中の内容も素晴らしいのですが、最後の一文に心を刺されました。
創業に必要なのはミッションとパッションです。努力したつもりにならず、本当に努力している自分がそこにいるか、自問自答してください。
出典:ひろしまスターターズ 髙田 明 インタビュー
シンプルだけど強烈な言葉に刺さりました。
刺されすぎて、串刺し状態になりました、
【つもり】というのは、非常に恐ろしい状態です
頑張っているのに評価されていないと感じている人は、もしかすると、何でもかんでもやったつもりになってしまっている【やったつもり症候群】になっている可能性が高いです。
と言うことで、今回は自戒の念も込めて、【やったつもり】について考えていきたいと思います。
ではいきましょう!
この記事を読んでほしい人
こちらの記事は、若手やベテラン、経営者等の立場関係なく全員に当てはまることだと思います。
こんな感じですね。
過去の僕も、すごく頑張っているつもりなのになかなか評価されずに苦しみました。
(僕の場合の原因は単純で、会社は極めて数字主義の会社だったので、いくら上司のためや会社のために長時間労働してサポートしようと、個人でお金を稼いでこないと評価されないことに気がつきました。)
やったつもり症候群という病気が招く悲劇
【やったつもり症候群】は実際はやっていないのに本人はやったつもりになってしまっている状態です。
問題は2つあり、①実際はやっていないということと、②本人はやったつもりになっているということです。
①実際はやっていないという恐ろしさ
これは、本人にとっても周りにとっても悲劇的です。
例えば、『伝えたつもりだった』とかは最悪ですよね。
伝えたつもりって、結局何も伝わっていないので、それが重要なことであればなおさら周りに迷惑がかかりますよね。
また、『頑張っているつもり』というのも怖いものです。
過去の僕もそうでしたが、長時間働くことで頑張っているつもりになっていました。
もう少し細かく言うと、こんな感じです。
長時間会社にいることで長時間働いているつもりになっている
⇨長時間働いていることで努力しているつもりになっている
⇨努力していることで頑張っているつもりになっている
もう、【つもりのつもり】みたいのが重なって最悪です。
しかし、【つもり】は実際には何も生産していません
ただ【つもり】になっている最中は、いっちょまえに体力と精神力は使っています。
体力と精神力を使って何も生産していない状態なので、【つもり】は浪費です。
②本人はやったつもりになっているという恐ろしさ
上記のように【つもり】は何も生産しないのですが、本人は生産しているものだと勘違いしてしまいます。
そうすると、やったつもり症候群の周りにいる人は『伝えただろ!』とか『私はこんなに頑張っているのにどうして!』とか、心当たりのない責任を押し付けられることになってしまいます。
しかも、本人はしっかりやっているという認識なので、評価されないという現実に不満を抱えたり、努力しているのに全く成長していないという状況になってしまいます。
僕の先ほどの例でいうと極端な話、長時間会社にいるだけで自分は頑張っているという勘違いをしてしまっていたのですが、普通に考えて長時間会社にいるだけで能力が上がるなんてことはありません。
高まった能力といえば、『いかに綺麗に椅子を並べてオフィスで快適に寝るか』ということくらいですかね・・・・。
僕は4つ並べる派だったのですが、特に頭を置く椅子と腰を置く椅子の高さの設定は完璧です!
以上をまとめると、【やったつもり症候群】は下記のような悲劇を招きます。
- 体力と精神力と時間を浪費する
- 周りにいる人が不当な責任をなすりつけられる
- 本人が一生成長しない
これだけ見ると、害しかありませんね。
やったつもりからの脱却
【やったつもり症候群】は、段階によって分けられます。
- レベル3:情報をインプットしただけでやったつもりになる
- レベル2:途中までやってやったつもりになる
- レベル1:一方的にやったつもりになる
レベルごとに対処法を見ていきましょう!
まとめ:やったつもり症候群を脱してストレスは減らしましょう
上記で【やったつもり症候群】は周りに迷惑をかけるという話をしましたが、結局一番ダメージを受けるのは本人です。
評価されない、とか、わかってもらえないとかストレスを抱えつつ成長しないので、本人が一番消耗します。
少しでも当てはまると思った方は、是非1度客観的に鏡を見てみてはいかがでしょうか。
素直に『なんで評価されないんですか?』『俺の言ってることって伝わりにくいかな?』と自分の否を疑って聞いてみるのもいいかもしれません。
仕事のストレスを少しでも軽減するためにも、この記事をお役に立てていただくと幸いです。
ではまた。
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