2014年7月7日
オフィス＠大阪
『成果主義と全体最適』
経営学に少し触れたことのある人であれば、全体最適と部分最適という言葉を聞いたことがあるだろう。
思考範囲を会社組織とすると、各部門が自部門の最適化を考えるのではなく全社的に最適になるように進める意識は非常に大切だ。
組織としては、間違いなく全社最適を考えるべきである。
ここで、成果主義と全社最適について考えてみる。
成果主義は個人或いはユニット単位での業績によって会社からの評価が下される。
思うに、成果主義を採用していると、一般社員レベルだと部分最適思考に偏ってくる。
自分の評価を高めようとすると、自分の成果を考える必要があるからだ。
一方で成果主義はモチベーションの向上に寄与する。
成果主義でありながら全社最適を意識する体制、そのバランスが必要だ。
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