自分に合う仕事ってなんだろー?
すでに自分の天職にありつけてる人にとっては縁のない悩みでしょう。
しかし過去の僕もそうだったように世の中で働く大半の人は、自分に合う仕事って何だろうと答えを見出せずに悩みを抱えています。
そして『自分に合う仕事がわからない』『自分に合う仕事に出会いたい』と言っている方々と話していて、3つの原因が見えてきました。
そこで今回は『自分に合う仕事わからない』という3つの原因と解決法について考えていきたいと思います。
結論:原因と解決策は以下の通りです
原因①:できることがなにもない
本人は無意識でも、できることが何もない(何のスキルもない)状態であることがあります。
にも関わらず、『自分に合う仕事がわからない』と思っているのです。
『自分に合う仕事がわかりません』と言うより、『自分は何もできません』と言ってしまった方がいっそのこといさぎ良いです。
回転寿司に行けば、いろんなネタが回っているので『どれにしようかな?』と悩むことができるのです。
しかし、仮にネタが一つも回っていなかったらどうなるか?
何も選ぶことができません。
それと同じように、仕事でも【できることがある】という前提で、『何が自分に合っているのか?』という悩みに繋がるはずです。
まずは『これができます!』と言えるように【自分にできること】を増やすのです。
どのような【できること】を身につけるかに関して、理想としては【やりたいこと】をできるようにすることです。
しかし、今回はそもそも『自分に合う仕事がわからない』という課題を前提にしているため、そういう人は多分【やりたいこと】も明確にないはずです。
【やりたいこと】が明確にあるのであれば、突っ走るだけです。
突っ走れる人は『自分に合う仕事がわからない』という悩みを抱えることはありません。
【自分にできること】を増やすためには、目の前のことに全力で取り組む他ありません。
入社当時の僕は、本当にできることが何もなかったので、とにかく自分にできることを増やすために目の前のことをやっていきました。
できるようになったことの一例を挙げると、下記のようなことがあります。
- 経営計画作成
- 住宅営業ツール作成
- 住宅営業マニュアル作成
- 住宅マーケティング全般
- 評価制度作成
- 社内業務整理
- ライティング(自己の文章だけでなく、ヒアリング内容をまとめる等)
- セミナー企画
- セミナー等のイベント統括・運営
- 新入社員研修
- 営業研修
- 幹部研修
- パワーポイント資料作成
- エクセル分析表作成
- 動画編集
- 画像編集
- 高速ファイル整理、DM封入
まあ・・・、ガムシャラになんでもやるってのも、いい面だけではなくて器用貧乏になるのですが・・・。
上記のことは、自分で本を読んだり勉強をした分もありますが、基本的には会社にすがって、会社の業務をこなす中で身につけていったものです。
だから、目の前のことに全力を出すということは、何かしらの【できること】を作っていく上で最も効率的な方法なのです。
とにかく、まずはできることを作ること、そしてその中で自分に合った仕事を模索していくのです。
原因②本当にやりたい仕事がこの世にない
100人いれば100通りの理想とする仕事があるので、基本的に各個人にとって最適な仕事が存在する可能性は低いです。
また仕事とは、単にスキルを身につければいいということだけではありません。
自分に合う働き方というのもあります。
それぞれの個人に合う、お客様・仕事仲間・仕事量・仕事配分・スタンスは多様にあります。
100%自分に合う既存の仕事に出会うことは、奇跡です。
だからこそ、既存の仕事をする場合は、自分がそこに合わせていく以外に方法はありません。
本当に自分に合った仕事をしようとすると、自分で創るしかありません。
例えばの話ですが、僕が上記のできることを前提とした時に
- 動画編集を中心に
- ライティングや色々な資料作成をやりながら
- 自分の好きなお客様だけと
- 『面白いことをやる』ということをモットーに
- 週4で
- 年収700万円くらいで仕事をしたい
という風に思っていたとします。
もしかしたら上記のような働き方を実現できる会社・仕事はあるかもしれませんが、全ては自分の思い通りにはいきません。
選択肢は2択です。
100%自分に合う既存の仕事はないと割り切るか、100%自分に合う仕事を自ら創り出すかです。
原因③行動を起こさない為の言い訳が欲しい
何か行動をしようとすると、時間も労力も取られるし、失敗する可能性も生まれます。
何も行動せずにいれば失敗する可能性もないし、やった結果自分には能力が足りなかったと気づいて、落ち込んでしまう心配もありません。
しかし、行動を起こさなければ何も始まりません。
それもわかっているからこそ、『自分に合う仕事がわからない(合う仕事さえわかれば行動ができるし成果も出せる)』という言い訳をしたくなるのです。
解決作は簡単です。
行動しましょう。つまり、口と手を動かしましょう。
目と耳と鼻は、意識していなくても常に機能しています。
しかし、機能しているだけで何も生み出しません。
逆に、口と手は意識しないと動かないし、動かした結果何かを生み出します。
このような言い訳として『自分に合う仕事がない』と言っている方は、上記の①や②のように、まずは【自分にできること】を増やし、そしてその上でさらに自分に合う仕事がないと思うのであれば、創り出しましょう。
いずれにしろ、結構大変
上記のように原因と対策をあげましたが、【自分にできることを増やすこと】【自分に合う仕事を自ら創り出すこと】のどちらもかなり大変です。
特に入社3年目くらいまでの若手の方は、常に『本当にこれが自分にあった仕事なのかな』と言う悩みを抱えながら仕事をしていると思います。
過去の僕に対して言いたいのは、『そんなこと悩んでいないで目の前の仕事に全力で向き合いなさい。そしたらあらゆることができるようになる。悩むのはそこからで良い』ということです。
僕もぶっちゃけ自分に合う仕事が明確にわかっているわけではありません。
日々の情報配信も今細々とやっている仕事も、常に試行錯誤の中で行なっています。
しかし、一つ明確なことは、『やっていてまじで楽しい』ということです。
なので、明確にわかっていないながらも『まあこれが今の自分にとって一番良い仕事内容であり仕事スタイルなのかな』程度に思っています。
たったこれくらいのことを思えるだけで、びっくりするくらいゆとりのある生活を送れるようになりました。
さて、多くの人は明日も会社に行き、仕事をすることと思います。(僕もお仕事します)
その仕事に全力で向き合おうとすると、どのような行動をするべきでしょうか?
本当に小さなことでもOKです。
いつも行なっている作業の時間を計って、1分短縮するでも良いでしょう。
いつも全く発言しない会議で、たった一つ質問をしてメモを取ってみるでも良いでしょう。
そのような小さな一歩の積み重ねが、自分でも気づかないうちに自分を前に進めてくれます。
この記事が、ほんの小さな一歩への、小さな後押しになってくれると嬉しいです。
ではまた。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。
このブログのコンセプトは『働くって、本当は楽しい』を配信することです。
主に過去なかなか実績を出せずに悩んでいた自分に対して、当時知っておきたかった考え方や手法を伝えるものです。
仕事は本質的には楽しいことだと思うのですが、少し歯車が合わなくなるだけでとても辛いものへと変化します。
少しでも、働く楽しさを感じていただくためにも更新していきますので、これからもワキログをよろしくお願いします!
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