突然ですが、当たり前ってなんですか?
会社を退職するまで全く疑問に思わなかったのですが、【当たり前】ってなんでしょうか?
時間的にも精神的にも余裕が生まれて、いろんなことを考えていると、【当たり前】についてとても違和感を感じるようになりました。
そして中学生の頃を思い出し、こんなツイートをしました。
【当たり前】・・・その正体ってなんでしょう?
そんなモヤモヤを解消するために今回は、当たり前について考えていきます。
ではいきましょう!
【セケン】という妖怪が【アタリマエ】という武器を振りかざしている
【当たり前】という言葉が使われるシーンを思い出してみました。
生きていくためには辛いことも我慢して働かないといけないのかな〜
【当たり前】でしょ!
なんでよ〜
なんでとかじゃないの!世間ではそれが当たり前なの!
この状況を見ていると、確かに鼻くそをほじっている男の子はなめているように見えますが、それに対する女性の回答にも違和感を感じます。
なぜなら、【世間】も【当たり前】も実在しないのですから。
【世間】という言葉を聞いて姿を想像できますか?
【当たり前】という言葉を聞いて匂いを連想できますか?
それって結局人間が作った単なる言葉でしかありません。
でも、当然のようにこの言葉は使われるし、そして何よりも【世間】と【当たり前】によって人間が支配されているケースも多いのです。
僕は人間が作った、実在しない【世間】【当たり前】に支配されている構図に違和感を感じていることに気がつきました。
ワキログ
そこで、それぞれの言葉について調べてみました。
世間(せけん)とは、仏教用語であり、出世間(しゅっせけん)
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
とあわせてこの世を二分して見る言葉である。移り変り、破壊を免れない迷いの世界という意味である。
さらに、日本ではこの用語は一般名化して、「この世」「世の中」「社会」のことを表す用語として使われている。転じて歴史学者の阿部謹也は、日本社会が英単語「society」の訳語としての「社会」に当てはまらない性質があるとして、旧来の「世間」の呼称を採用し、西欧的「社会」との比較研究としての「世間論」を展開した。また、「世間」と書いて「よのなか」と読むこともある。
当たり前
①だれが考えてもそうであるべきだと思うこと。当然なこと。また、そのさま。 「困っている人を助けるのは-のこと」
コトバンク
② 普通と変わっていない・こと(さま)。世間なみ。なみ。 「 -の人間」 「 -にやっていたのでは成功しない」
なんだ・・。結局よくわからない。
蜘蛛とか蜂みたいに実在するものに怯えるのはわかる。
手錠や牢屋によって自由に動けないのもわかる。
でも、【世間】とか【当たり前】って存在しないじゃないか!
そんなの【座敷わらし】レベルの人間が想像で作り上げたものなんじゃないか?
【セケン】という妖怪が【アタリマエ】を振りかざしているんじゃないか?
人はなぜ【セケン】と【アタリマエ】に振り回されるのか
妖怪には色々な種類がいるし、取り憑かれて起こる災いもいろんなパターンがあります。
座敷わらしに取り憑かれると、幸福になります。
貧乏神に取り憑かれると、貧乏になります。
では、【アタリマエ】を振りかざす【セケン】に取り憑かれるとどうなるのか?
自分の本当にやりたいことができなくなります。
自分の本当の能力を発揮できなくなります。
そして、取り憑かれる条件もあります。
それは、すでに【セケン】に取り憑かれている人間が多い環境に属することです。
厄介なのは、本人は取り憑かれていることに気づきません。
何か行動をしようとすると、妖怪【セケン】は【アタリマエ】でその人をズボズボと刺し、その人のやりたいことと能力を同時に奪います。
無意識に取り憑かれている人に溢れいている環境に入ると、自分もすぐに取り憑かれます。
そして、自分も無意識のうちにやりたいことと能力を奪われていくのです。
ここでいう環境とは、例えば下記のようなものがあります。
- 学校
- 会社
- 普段からみている動画や本
学校は厳しいですが、それ以外は自分次第で変えられる環境です。
会社で取り憑かれている人が多い環境なのであれば、会社以外の時間でなるべく取り憑かれていない人の本を読むとか、動画を見るとか、会うということをした方がいいです。
人間はもともと【ジブン】という武器を持っている
ここまで読んでいただき、『もしかしたら私は【セケン】に取り憑かれて、【アタリマエ】で攻撃されているのかも』と感じた方、安心してください。
問題なのは、取り憑かれていることに気がつかずに苦しむことです。
気づけば簡単です!
人はもともと、一人一人【ジブン】という強力な武器を持っています!
【ジブン】を発動するためには、『やらないと』ではなく、『これやりたい!』という言葉を使っていくのです。
僕の場合は気づくのが遅かったのです・・・・。
【セケン】と【アタリマエ】に取り憑かれいてる環境から抜けたことによって気がつきました。
もっと前に気づいていれば別の対処方法もあったかもしれません。
でも、今になって気づけたことも運命だと思うので、こうやって情報配信をして皆さんにお伝えしていきたいと思っています。
【アタリマエ】に串刺しにされている状態から抜け出すと、びっくりするくらいやりたいことが出てきます。
そして、何よりも楽しいし、没頭できるし自分の能力がどんどん発揮できるようになってパフォーマンスが上がります。
どんどん【ジブン】を発動して【セケン】と【アタリマエ】を取っ払っていきましょう!
まとめ:【ジブン】を発動するかどうかはあなた次第
人は、色々なタイプがいるからこそ面白いし、素晴らしい繋がりとなります。
しかし、このような妖怪に取り憑かれることによって、個性を失います。
過去の僕がそうなってしまい、浅い28年間ではありますが、一番苦しい思いをしました。
だからこそ、そのような人が一人でも減るように、この記事にまとめていきました。
世の中には、いろんな妖怪がいます。
今回は、そんな一例を紹介させていただきました。
そして、今回の記事の元になったのは、下記の本です。
会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。 [ 青野慶久 ]楽天で購入 |
世の中、本当に多様になりました。
多様性には、無限の可能性があるのですが過去の教育の名残があってどうしても【均一化】に走ってしまう人や組織が多いです。
僕自身、まだまだ勉強したり模索中ですが、自分自身が抱えてきた悩みと同じような悩みを抱えている個人の方や、多様性の受け入れに悩んでいる企業の方のアシストをしていきたいと思い、日々邁進中です。
まだまだ精進していきたいと思っておりますので、これからもよろしくお願いします。
ではまた。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。
このブログのコンセプトは『働くって、本当は楽しい』を配信することです。
主に過去なかなか実績を出せずに悩んでいた自分に対して、当時知っておきたかった考え方や手法を伝えるものです。
仕事は本質的には楽しいことだと思うのですが、少し歯車が合わなくなるだけでとても辛いものへと変化します。
少しでも、働く楽しさを感じていただくためにも更新していきますので、これからもワキログをよろしくお願いします!
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