今日は僕の過去の過ちを公開します。
忙しい日々を送っていると、物事の優先順位を判断する能力が下がるのでしょうか。
『この量は絶対に無理だから徹夜しよう』と覚悟を決めることは、悲劇の始まりです。
今回は、【徹夜を覚悟する】について考えていきます。
20時|モーレツに作業を進める
かなり忙しくても、20時くらいは結構頭が冴えて作業が進みます。
納期は明日。
と言うか翌日7時には資料を印刷して会社を出なければならない。
こんなお尻に火がついた状態では、否が応でも何とかするしかありません。
そもそも、こんなに直前になって焦るのがよくないのですが、仕事が遅い人間にとってはこのような切羽詰まった状況は割と起こります。
と言うことで、この時間帯は他に何も考えることができないくらいモーレツに集中して作業に取り掛かります。
22時|徹夜を覚悟する
モーレツに作業を進めると、あっという間に時間が経ちます。
気がつけば、22時になっていることなんてしょっちゅうです。
ここで、ある程度目処が立って仕上げに取りかかれる状態になっていればいいのですが、本当においこまれた状態では、このような感情を抱くようになります。
え、これ、普通に終電に間に合うわけないじゃん。
今日は、徹夜だ。朝までかけて仕上げよう。
ここで、徹夜を覚悟するわけです。
しかし、これが悲劇の始まりです。
【終電で帰らない】と決めた瞬間、【無限の時間を手に入れた】感覚になってしまうのです。
実際、終電で帰る場合は残り2時間、徹夜を覚悟した場合そこに7時間プラスされるわけですが、ぶっ通しで作業できわけでもないので実質は6時間程度のプラスでしょう。
たった、6時間です。
全然無限の時間ではありませんが、終電からの解放は何故か無限の時間を手に入れたような感覚になってしまうのです。
そこからの2時間は、作業スピードが落ちます。
24時|一旦冷静になる
作業スピードが落ちた状態でも仕事を続け、気がつけば24時になります。
このとき、強烈な眠気に襲われます。
やばい、眠たすぎる・・。でもここで寝たら終わりだ。
雪山で遭難しているわけではないが、ここで寝ることは死を意味する・・・。
何とか眠気を回避しようと、コーヒーを飲んだり顔を洗ったり、そして座っていると寝てしまう可能性があるので少し高いところにパソコンを置いて立って仕事をし始めます。
そうやって作業を進めていると、何とか目処が立ってきます。
26時(午前2時)|一旦コンビニに行く
さすがにずっと仕事をしていると疲れるので、このタイミングでコンビニに行き甘いものと辛いものとエナジードリンクを買います。
そしてコンビニから戻ってきて少し休憩をします。
しかし、これが命取りとなる行動です。
少しお腹が満たされると、眠たくなります。
ある程度目処が立ってきたし、最後の追い込みをしていこう。
と思い再びパソコンに向かうのですが、眠たいのです。
それはもう、少しだけ満たされたお腹と、目処が立ってきたという安心感で強烈な眠気です。
27時(午前3時)|結局寝る
そして、結局寝ます。
もちろん、オフィスの椅子で寝ます。
このときの考えはこうです。
目処は立ってるし、ちょっとだけ寝よう。
ほんの15分だけ仮眠して、最後の仕上げをしていこう。
ほんの15分・・・。ほんの・・・・。
30時(午前6時)|焦って起きるが覚醒する
何だかスッキリ目覚めるのですが、即座にスマホを見て頭を抱えます。
終わった・・・。6時や・・・。
残された時間はあと1時間。
でも、その時です。
何だか異常に覚醒している自分に気がつきます。
ずっと一つのことに集中しすぎていて盲目的になっていた状態から、頭がリフレッシュされてアイディが生まれてきます。
『こうしたらイケる!』という発想が生まれてくるのです!
そして、残りの1時間で全力でやりきってみせるのです。
そんなギリギリの経験を何度もしてきました。
何故、一度で学ばないのか・・・。
徹夜は【無限の時間】ではありません!
当然ですが、徹夜は無限の時間ではありません。
しかし、追い込まれているおかしいテンションで徹夜を覚悟すると無限の時間を手に入れたような感覚になってしまうのです。
本当に恐ろしい状態です。
とにかく、そのような状態になってしまったら、方法は2つだと思います。
- 潔く3時間だけ寝て作業をする
- 終わるまで集中し続ける(途中で甘えない)
ということです。
中途半端な時間に徹夜を覚悟することは本当にオススメしません。
また、そもそもそこまで仕事が溜まってしまっている状態だと、おそらく普段の睡眠時間も短いはずなので、全体的に効率が下がっているはずです。
僕は、前職時代睡眠時間3時間〜5時間程度でしたが、当時よりも7時間くらい寝ている現在の方が圧倒的に起きている時間集中できます。
正直、2時間くらい簡単にもとを取れるくらい集中力が上がります。
もし、悪循環にはまってしまっている人がいるのであれば、すぐに睡眠時間を確保して日中の効率をあげた方がいいでしょう。
起きている時間を短くしても、集中できる時間を長くするということです。
その方が、精神的にもパフォーマンス的にも向上します。
ではまた。
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