なぜゴキブリはキモいのか?理由と本質を考える

ワキの雑談
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ワキログ
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お疲れ様です。ワキログです。

ゴキブリって多くの人に嫌われていますよね。

ひとたび出てくれば、人間を恐怖と混乱に陥れ、その場を支配してしまいます。

しかし、よく考えればあれだけの小さな体で、しかも一撃必殺どころか人間の皮膚に痒みを残すなどという毒も持ちません。

なのに、あんなに恐れられ、嫌われている。

そこに、人間の心理の本質めいたものがありそうなので、本日はその真相に迫っていきたいと思います。

ワキログの初めての死闘

北海道出身の僕は、18歳になるまでゴキブリを見たことはありませんでした。

高校生の時、よく出張で本州に行っていた父とテレビを見ている時に、ゴキブリの話がでました。

その時、父に何気なく聞いてみたのです。

ワキログ
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ゴキブリってそんなにキモいの?

ワキログ父
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キモいというか、怖いよ。

「怖い・・・?」なぜ、父が怖いという表現をしたのかは心底謎でした。

カブトムシくらいのサイズで、厚みもないし強そうでもないのに、怖い、という感覚が全くわからなかったのです。

その時の会話は、そんな感じで軽く終わりました。

上京後の夏に起こった事件

大学で上京をした僕は、8月を迎え、一通りの生活にも慣れていました。

その頃、居酒屋でのバイトをしていたので、帰りは24時頃になることもありました。

8月の東京。

24時になっても外は汗が噴き出るほどの猛暑です。

北海道から出てきた僕にとって、この暑さだけはなかなか慣れることがありませんでした。

そんなある日の24時ごろ、いつも通り汗だくになりながら自転車でバイトから帰宅をした僕は荷物を下ろし、なんとなく汗だくの顔を鏡で見ました。

前髪から襟足まで、軽くシャワーを浴びたかのように濡れています。

「本当、東京の夏は暑すぎでしょ」なんて思いながら汗を拭った時に、鏡越しに、僕がいる側とは反対の壁に黒い塊が動きました。

それが、僕が人生で初めてゴキブリに対面した瞬間でした。

その瞬間、背筋に寒気が走り、ゾクゾクと体が小さく震えました。

ワキログ
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これが、父が言っていた「怖い」という感覚か。

僕は高校生の時の実家での会話を瞬間的に理解しました。

「絶対に触れたくない」

そんな感覚が足先からつま先、頭の奥の方までよぎりました。

時刻は24時半を回っていました。

詳細は割愛しますが、当時の僕はその圧倒的な恐怖と格闘しながら、朝方4時ごろにゴキブリを退治し、無事に勝利することができました。

しかし、大学後のバイトで疲れている中で、もう朝になってしまっています。

仮眠を取り、大学に行ったのです。

人生の浪費

僕は、どうしても納得がいかなかったのです。

高校生の時に感じていた疑問、あれだけ小さな生物で毒もない生物に対して、奇しくもほぼ徹夜を余儀なくされてしまった事実を理解しきれずにいました。

話は少し変わりますが、僕にはくすぐり攻撃は効きません。

それは小学生の時に兄や友達にくすぐられた時、笑いすぎて苦しくなったことをきっかけに、「こんな指一本に敏感に反応して疲れる経験をしたくない」と思い、トレーニングをした経験があるからです。

足の裏、脇、脇腹、あらゆるところを自分で刺激し、動じない体を手に入れたのです。

指一本ごときに、敏感に反応しないことによって、体力も気力も消耗しません。

しかし、今回はゴキブリに対して思いっきり体力、気力、時間を消耗してしまったのです。

ゴキブリごときに騒いでいるなんて、体力・気力・時間を消耗するだけだ。

これは、ひいては人生の浪費とも言える。

そんな憤りを覚え、対策を考え始めたのです。

そうして、僕のマクロ経済学の授業は、ゴキブリのことを考えているうちに終わってしまいました。

そもそも、なぜあんなにキモいのか

ここからは、当時の僕の思考と、コンサルティング実務を通じて訓練してきたロジカルシンキングをミックスしながら考察していきます。

まず僕が考えたのは、ゴキブリをキモいと感じる理由です。

ロジカルシンキングの基本は、線引きです。

つまり、キモい・キモくないの境界線がどこにあるかを探っていくのです。

その境界線の軸は、幾つも考えられます。

足の数・足のギザギザ

まずは、足の数。

ゴキブリの足の数は6本です。多くの虫も同様に、6本の足を持っています。

確かに、コオロギ、バッタ、その他の虫もキモいと言えばキモい。

だけど、ゴキブリほどのキモさはない。

なんなら、昔飼っていた経験もあるカブトムシやクワガタに関しては、キモいではなく、かっこよさも感じる。

もう一つ考えられる足のギザギザに対しても、カブトムシがキモくない以上、境界線にはなり得ない。

これにより、「足の数」や「足のギザギザ」はキモいの境界線の検討からは排除されました。

飛行能力・スピード

次に考えられるのは、飛行能力とスピードです。

いつ、どこに飛んでくるかわからないという能力と、地面や壁を初速0から急速に移動するスピードは、確かにキモさを助長します。

後にわかったことですが、ゴキブリは地面から直接飛ぶことはできないようです。

壁に張り付いた状態から、同じ高度を保って飛ぶことができるようです。

ということは、飛行能力に関しては蝶々やトンボの方が圧倒的に上回っています。

しかし、トンボは捕まえられます。よく考えれば、足は6本あるし、お尻というか体の後ろの謎の細い部分も、キモいと言えばキモい。だけど、捕まえられるんです。

ともすれば、飛行能力についてもキモい・キモくないの境界線にはならなそうです。

次にスピードですが、ゴキブリの特徴は、単に早いだけではなく初速0からノーモーションで全速に達してしまうところにあります。

中学校の時に習った、ニュートンの慣性の法則(運動の第1法則)と運動方程式(第2法則)を無視した動きをしてしまうのです。

その予測不能性がキモさを増している要因とも考えられますが、根源的な境界線にはなりません。

初速の速さでいうと、猫なんかもすごいスピードです。でも可愛い。

運動法則を無視した動きは、驚きはしますがここまでの嫌悪感と恐怖の直接的原因ではありません。

根源的な原因

それ以外にも、いろいろな要因が考えられます。

世間から植え付けられたイメージ、不規則に動く触覚、黒光りした不衛生感・・・・

様々な要因が考えられますが、どれもキモい・キモくないの境界線としてはしっくりきません。

しかし、ゴキブリについて色々と調べているうちに、根源的なキモさの正体と境界線を見つけることができました。

そのきっかけは、ある途上国で暮らしている少女が、ゴキブリを食用として食べていた映像を見たことです。

貴重なタンパク源として、普通に食べていました。

怖がることも嫌悪することもなく、普通に。

ワキログ
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これだ!これが根本だ!

そう思いました。

つまり、「日常的に食べているか否か」が境界線になると思ったのです。

そこで登場した比較対象は、エビです。

よく考えてみると、エビの造形って、結構キモいです。

変に長い足がいっぱいあるし、触角のようなヒゲも無数に生えている。

さらには初速0で急に動くところも、今まで考察してきた内容にピッタリなんです。

でも、小さいころから日常的に食べているから、キモいと感じないのだろうと考えていました。

しかし、それではカブトムシがキモいと感じない原因を説明することはできません。

僕は、日常的にカブトムシを食べていません。

というか、食べたことがありません。

そうなると、「日常的に食べているか否か」は境界線の案としては機能しなくなります。

結局は、慣れているか否かが境界線となる

これが、僕が至った結論です。

他にも毒を持った生物など、僕らが恐るべき対象は多くいますが、この「慣れ」こそが根源的な原因だということに気がついたのです。

さらに、僕たちは「未知の対象」にも恐れを抱きます。

僕は、ゴキブリに対する知識も圧倒的に不足していました。

ゴキブリ如きに翻弄されない対処法

そして、僕は2つの対処法を考えました。

  1. 知識を身につける
  2. 慣れる

知識を身につける

まず、一つ目の「知識を身につける」について。

これは、決してゴキブリ博士になるということではありません。

おさえるべき知識は二つです。

それは、ゴキブリに毒はないということ、そして、日本で主に見かけるゴキブリの種類です。

そもそも、毒はないので特に害もありません。

のちに痒みという後遺症を残していく蚊の方が圧倒的に害があります。

そして、日本で主に見かけるキモいゴキブリ代表は、クロゴキブリとワモンゴキブリです。

チャバネゴキブリは小さいので、そんなに怖くないし、ヤエヤママダラゴキブリなどの一部の地域に生息するタイプも気にする必要はありません。

クロゴキブリとワモンゴキブリ。

この2種類だけ覚えておきましょう。

そうすることで、突然ゴキブリが出てきた時に「うわ、キモい!」ではなく、「ん?どっち?」という視点を持つことができます。

こうやって視点を変えることによって、キモさを軽減することができるのです。

慣れる

しかし、上記のような視点を持ったとしても、やはり慣れが必要です。

ということで、僕はくすぐりを克服した時と同様に、日常的に刺激に慣れるトレーニングを開始したのです。

ゴキブリは、突然現れます。

その突然出てくるということ、そして、そもそもゴキブリの造形に慣れる必要があります。

そこで僕は、ゴキブリのリアルなおもちゃを数匹購入して、2ヶ月に1度程度しか見ないところに忍ばせておきました。

そうすると、数週間に1回突然ゴキブリのおもちゃが現れるのです。

最初のうちはドキっとすることがありましたが、何度も経験しているうちに本当に慣れてきて、「ああ、そうだったな」くらいにしか思わないようになりました。

また、ゴキブリの特徴を調べる中で、PCの大きな画面でゴキブリ拡大写真を何度も見ているうちに、慣れてきたという経験もあります。

そんな経験が相まって、どんどん慣れることができたのです。

再戦

そんなことをしていたある夏の日、いつもと同じように家に帰り、IHコンロでヤカンのお湯を温めようとした時、あることが起こりました。

それは、IHコンロのすぐ隣に黒い塊がいたのです。

僕はいつも通り、「ああ、そうだったな」と思って片付けようとしました。

しかし、何か違和感があります。

一つは、基本的に僕はゴキブリを2ヶ月に1回程度しか見ない場所に忍ばせていたので、こんなに目立つところに置いた記憶がありません。

もう一つは、僕が購入したゴキブリはワモンゴキブリでしたが、今回いるのはクロゴキブリです。

ワキログ
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クロゴキブリってことは、本物か。

その時の僕は冷静に対処し、3分もかからずに駆除しました。

当時の僕はゴキブリを見た時、「うわ!キモい」ではなく「クロゴキブリかワモンゴキブリか」でもなく「本物かおもちゃか」という第三の視点も持っていたため、もはや恐るものはありませんでした。

こうして、僕はゴキブリを克服しました

初めて遭遇した時に徹夜したことはいい思い出です。

その経験が、僕に考察する機会を与え、ゴキブリ如きに翻弄されない人生の第一歩を踏み出させてくれたのです。

ここから見えてくる本質

今回は他愛もない事例でしたが、実はこれ、結構本質だと思うのです。

苦手・嫌い・恐れの対象は、深く知り、慣れてしまえば大したことない

そんな教訓を与えてくれました。

コミュニケーション、ITスキル、運動、人前でのスピーチなど、仕事でもプライベートでもあらゆる困難が訪れます。

入社当時の僕にとっても、一人でクライアントへ出向き、コンサルティングの提案を行うということは、かなりの負荷がかかりました。

どんな人にも、似たような経験があったはずです。

しかし、何度も経験をすることで、より自然体で行動ができるようになってきたはずです。

どんなことでも、継続をすれば乗り越えられます。

各個人には、それだけのポテンシャルがあります。

苦手を苦手のままにせず、深く考察をする。

どんな対象にも、どんな時代にも必要となるスキルです。

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ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。

このブログのコンセプトは『働くって、本当は楽しい』を配信することです。

主に過去なかなか実績を出せずに悩んでいた自分に対して、当時知っておきたかった考え方や手法を伝えるものです。

仕事は本質的には楽しいことだと思うのですが、少し歯車が合わなくなるだけでとても辛いものへと変化します。

少しでも、働く楽しさを感じていただくためにも更新していきますので、これからもワキログをよろしくお願いします!

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