目が合った他人に微笑む習慣|イギリスで豊かな気持ちになれた

ワキの雑談
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今回、旅行目的で初めてイギリスに行ったのですが、数日イギリスで過ごしてみて感じた日本との大きな違いを書いていこうと思います。

特に接客に関する仕事の参考になったので、紹介していきます。

大きな不安を抱いて訪れたイギリス

妻と2人でイギリスに行ったのですが、事前に調べているうちに下記のような情報を目にすることが多くありました。

  • スリが多い
  • スクーターギャングがいる
  • 夜道は歩いてはいけない

え、普通に怖くないか!?

そんなことを思いながら出発の準備をしました。

かくいう僕は、学生時代に訪れたイタリアでカツアゲにあい、お金を取られた経験が合ったので、なおさら恐怖心を抱いたのです。

イタリアの話は詳しくはしませんが、映画のロケ地でも有名なローマの観光地【スペイン広場】でいきなりミサンガを巻かれ、人気の少ないところへ連れて行かれてカツアゲされたのです

一緒にいた友達はしれっといなくなってるし、屈強な男3人に囲まれた僕はシブシブお金を渡し、解放されました。

(その時しれっといなくなった友人二人に対する怒りは一旦忘れるとして、)そのような経験があったからこそ、『イギリスでも同じことがないように気をつけよう』と思っていたのです。

しかも、今回は妻も一緒なので、なおさら注意が必要です。

そんな不安を抱きながら、いざイギリスに上陸です。

電車の中で目があった人に微笑まれた

イギリスでは基本的に地下鉄で移動していたのですが、新鮮だったこともあり、キョロキョロ周りを見渡している時に、ふと女性と目が合いました

日本で同じように、【たまたま目が合う】という状況になった時、僕は即座に目をそらしてしまいます。

というか、そういう人が大半ではないでしょうか。

しかし、電車で目が合ったその女性は、なんとこちらを見ながら【ニコッ】と素敵な表情をしてきたのです。

あまりにも自然な笑顔に、僕も即座に微笑み返しました。

でも、その後すぐに

ん!?なんだ!?狙われてる??

上記にもあるように、もともと警戒心ムンムンで訪れたので、この微笑みには何かあるのであないかと思いとっさにカバンを腕でロックしました。

(微笑んで隙をつくった瞬間に死角からカバンを取られる!と本気で疑ってました。笑)

しかし、そのようなことはなく、事件は起こらずに電車を降りました。

そして電車を降りた後に妻とこのような会話をしまいた。

ワキログ
ワキログ

さっき目が合った女の人に微笑まれたんだけど。。。

ワキ妻
ワキ妻

あ、私も目が合ったおじさんに微笑まれたよ。

ワキログ
ワキログ

え、なんなんだろうね。。そういう人たちなのかな?

多分、そういう文化なんだと思います。

その後、いろんなところでいろんな人と目が合いましたが、目が合うたびに微笑むのです。

そんな環境にいると、3日もいれば自然とこちらも目が合えば微笑むという習慣になれていました。

笑顔は、無言でも素晴らしい挨拶になる

この習慣に慣れてしまうと、移動しているだけでも、歩いてるだけでもすごく心地よくなります。

ムスッと睨みつけるように目が合うのではなく、さりげなく【ニコッ】と微笑む感じ、素敵です。

最初は大きな不安を抱いていたイギリスですが、そのような日常を過ごしていると

え、イギリスってめちゃ素敵なところだな・・・・

と、イギリスの印象そのものが変わりました。

今考えてみると、ただの微笑み、たったそれだけのことです。

しかし、ものすごく感じが良かったので、本当に心地よかったのです。

微笑みは、それだけで挨拶になります。

日本でも挨拶は重要視されますが、やっぱり効果絶大です。

店員が挨拶してくれると、心地いい空間になる

イギリスでは飲食店でも洋服屋でも雑貨屋でも入店すると店員さんが

『ハロー!』や『ハイ!』と挨拶をしてきます。

日本の『いらっしゃいませ』よりももうちょっと親しい印象を受けます。

多分、何を言うかというよりも声のトーンと笑顔だと思います。

そして、最初に出迎えてくれた店員だけでなく、お店ですれ違う他の店員さんも同じように微笑みの挨拶をしてくれます。

こちらも自然と笑顔になれるので、商品云々ではなく楽しい気持ちになります。

(楽しい気持ちになった結果、お金を使いすぎましたが・・・それはそれで良しとしましょう)

日本では笑顔ってちょっと恥ずかしいかもしれませんが、イギリスでは日常的に笑顔が挨拶になっているので、おそらく何の抵抗もないのでしょう。

まとめ:笑顔と挨拶は無料で提供できるコスパの高いサービス

このように、笑顔と挨拶って超大切だなということをあたらめて実感しました。

それがあるだけで、国の印象もお店の印象も全く変わってきます。

僕は勝手に、これから日本でも目が合った人には微笑もうと決めました。

周りの人からは気持ち悪いと思われそうですが、個人的ににらみ合うより一方的にでも笑顔でいた方が気持ちがいいので。

そして、日本でも業界問わず、接客に関する仕事の場合はこの【笑顔・挨拶】はお店自体の印象を変えるので徹底した方がいいです。

でも、マニュアルで徹底するのではなくて、理想としては自然に笑顔になれる職場づくりが本質的に必要だと思います。

イギリスのお店は、店員同士も楽しそうに話しているし、割と自由です。

その楽しい感じのままお客様とも話します。

はじめは僕らが明らかに観光客だからなのかとも思いましたが、現地の人同士でも同じでした。

日本はもてなし精神が強すぎるのか、お客様相手になるとどうしても【人と人】というよりは【お客様と店員】という形式的な接客になってしまっている気がします。

カフェのカウンターの奥で店員同士楽しそうに話していて、接客になると急に【仕事モード】に切り替わる。

だから、カウンターの奥で話している姿は仕事を楽しんでいるのではなく【真面目に働いていない】ように見えてしまうのです。

本当の笑顔と挨拶という超基本的なことを自然に行って、もっともっと店員同士もお客様も楽しくて心地の良い空間を作っていった方がみんなが豊かになれると思います。

このように、イギリスではいろんなことを学べたし、いろんな経験ができたので今後もいくつかの記事にしていきたいと思います。

ではまた。

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