先日の記事でひとり旅をした際のことを書きました。
ご興味をお持ちいただける方はこちらを ご覧ください⬇️
今回のひとり旅では石垣島のゲウトハウスに宿泊したのですが、そこは同じ立地と建物で12年間経営を続けているようなのですが、個人的に12年間ゲストハウスを経営し続けるって結構すごいと思います。
ということで、今回はそのオーナーに聞いたゲストハウス運営のポイントを僕の考えも入れながら紹介していきます。
ゲストハウス運営だけではなく他のビジネスの参考にもできそうです。
では行きましょう!
結論:夫婦で経営をすること
立地・建物の清潔さ・料金設定等の最低品質はクリアしているという前提です。
夫婦で経営をするメリットは、下記のようなものがあるようです。
- 女性客の集客がしやすくなる
- オーナーがなめられなず、安全な運営ができる
- 宿泊客と不純な関係にならない
といった感じです。ひとつずつ見てみましょう。
1.女性客の集客がしやすくなる
ゲストハウスというと、通常のホテルよりも圧倒的に宿で働く人(オーナーやヘルパーと呼ばれるスタッフ)や宿泊客との交流を持つことになります。
そこで、女性客としては、女性スタッフが常にいてくれると安心できます。
WEBサイトでの紹介画面にも、女性スタッフ(奥さん)の写真を掲載することで、安心して予約することができるようです。
実際、ひとりで宿泊していた女性客に聞いてみても、夫婦で経営している安心感というのはかなり大きかったようです。
2.オーナーがなめられなず、安全な運営ができる
上記のように、女性がオーナーとして経営することは女性客の安心感に繋げることができるようですが、女性オーナーが経営するゲストハウスには意外なデメリットがありました。
それは、周りになめられる、ということです。
これは意外でしたが、協力業者になめられて運営に必要な備品や諸費用を不当に請求されるとかではなく、近所に住んでいるおじさん方になめられるそうです。
女性は、男性に比べて力が弱いです。いざ、力勝負になった時には女性の方が圧倒的に不利になります。
それをわかっていてなのか、女性オーナーが経営する宿に、近所のおじさんが侵入して脱衣所を覗き見したり、お風呂場を盗撮したり、最悪の場合は女子部屋に侵入するなんてこともあるようです。
普通に怖すぎなんですけど・・・・・。
セキュリティをしっかりしていても、ゲストハウスはどうしても通常のホテルに比べると開放的な空間になりやすいので、『ここは女オーナーだから、いざとなったら力ずくでも・・・・』なんて考える変態さんがこんな行動を起こしてしまうようです。
だからこそ、夫婦で経営をすることによって、女性の集客と安全な運営の双方が実現できるのですね。
3.宿泊客と不純な関係にならない
ゲストハウスという空間、そして旅行気分でのテンションの高まり、男性と女性が親密になる距離。
ゲストハウスは男女が男女の関係になるための条件が意外と揃ってしまっています。
オーナーと宿泊客が夜を共に過ごすなんてことも有りえそうな環境です。
ただ、お客様に手を出してしまうと評判も落ちるし、経営する側のモチベーションも不純なものになってしまうので、経営は長く続きません。
※『それでもいい!』と割り切って、女性客に手を出しまくってゲストハウスを閉じたオーナーもいたようなので、ご注意ください
しかし、善良なオーナーでも毎月、数100人単位で宿泊客と出会い、もちろんその中にはタイプの人がいてもおかしくないし、数多くのお客様の中でつい魔が差して・・・・みたいなことは、可能性としては普通にあるようです。
健全に運営を続けていこうとすると、そういったことが起こらないような【抑止力】が必要となってきますが、奥様・旦那様ほどの抑止力はありません。
お互いが抑止力となることで、不純な行動は起こらなくなりますし、その夫婦の雰囲気が、宿泊客同士の抑止力ともなります。
純粋に、友達が増えて楽しい空間になり、『また来年も来たいし友達にも紹介したいな』と思えるゲストハウスになるのです。
ゲストハウスは、いかにゲスト同士が健全な交流を持てるようにするかが重要
上記は、今回宿泊したゲストハウスのオーナーから聞いた話をまとめたものですが、個人的に、初めてゲストハウスに泊まった感想として、ゲスト同士の健全な交流は本当に楽しいし、ゲストハウスでしか体験できない大きな価値です。
上述しているように、ゲストハウスは普通のホテルよりも宿泊客同士の交流が大きくなるので、一緒に泊まる人と険悪で気まずい雰囲気だと相当しんどいです。
だからこそ、宿泊客同士が仲良くなるコンテンツを用意することは、満足度向上に大きく貢献します。
僕が泊まった宿では、たこ焼きパーティーとか、流しそうめんを皆で楽しんだり、オーナーオススメのスポットに宿泊客同士で観光に行ったりしました。
本当に、いい経験でした。
ではまた。
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