『自分にはできることがない』と感じている人は、究極の2番手に徹しましょう

会社員の方へ
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今回の記事は動画でも紹介しているので、音声が良い方はこちらをご覧いただけると嬉しいです。

『自分にはできることがない』と感じている人は、究極の2番手に徹しましょう

『自分にできることって何だろう』と考えた時に、いろいろと思い浮かぶことがあればいいのですが、特に新人の頃は自分の無能さに萎えることが多いです。

そこで先日、このようなツイートをしました。

今回は、この内容について詳しく考えていきたいと思います。

ではいきましょう!

この記事を読んで欲しい人

この記事は下記のような人に読んでいただきたいです。

一つでも当てはまったら是非読んでください!

・自分にできることが明確でない

・何かスキルを身に付けたいけど、何を学んでいいのわからない

・そもそも自分に向いているスキルがわからない

・毎日成長している実感がわかない

過去の僕は、恥ずかしながら、全部に当てはまっていました。

でも、コンサルティング会社に入社する同期は、学生時代から何かしらの専門スキルを身に付けている人も多かったので焦りました。

焦って、焦って、結局の下記のような考えにたどり着きました。

できることがない人は、できることを作ろうとしていない

『自分に向いていることがわからない』はスキルを身に付けないための言い訳です。

冷静に考えて、スキルを身につけるためには必ず何かをする必要があります

しかし、スキルを身につけない人は何もしません

新入社員になる頃には、変に22年くらい生きてしまっているので効率を求めようとします

自分にとって、何をするのが一番効率的なのかということを考え続けて、何も練習しないとか何も勉強しないという状態になってしまっては一生スキルを身につけることはできません。

大前提として何かスキルを身につけようとすると必ず継続的に勉強する必要があります。 

とはいえ、どうしても何をするべきかわからないというふうに考えてしまう方は多いと思います。

過去の僕もまさにそうで、身動きが取れない状態になってしまいました。

まずは、2番手に徹する|イメージは最強の秘書

上記のような状態で身動きが取れない人は、まず自分の上司の最強の秘書になることを考えましょう。

ワキログ
ワキログ

せっかく入社したのに、秘書になんてなりたくないんですけど。

そう思うのが当然です。

しかし、自分のスキルを高める身動きが取れない状態になっている時にはこれをするのが一番効率的です。

上司が仕事を最もしやすい状態を作ること。これが秘書としての役割です。

僕の場合は、コンサルティングで上司に同行をする時は自分にできることを最大限に考えるようにしていました。

一番最初にやったのは上司の好みにあった朝食を買っておくこと。

一見、パシリのように思えるかもしれませんが、当時の上司は朝から好きなものを食べるとテンションが上がる方でした。

そして、だいたいドリンクはオレンジジュースかアップルジュースと決まっていたので、当日は両方買い、上司に選んでもらい余った方は僕がもらうようにしていました。

(僕は朝はコーヒーを飲みたい人間なので、上司と合流する前に済ませておきました)

朝からテンションが上がって、気分が良くなれば、その日の仕事のパフォーマンスが上がります。

本当に細かいことですが、はじめはこんなことを実施していました。

その他にも、無駄のない電車の乗り継ぎとか、仕事をするのに最適なカフェ選びとか、業務に関係のないことを徹底していました。

コンサルティングの場で行っていたのは最適なタイミングで紙とペンを出すことです。

打ち合わせの場で、図解が必要になるタイミングもあるので、その時に即座に上司の横から、すっと方眼紙と3色のマジックペンを出すのです。

そうすると、上司としては話を中断する必要なく図解を始めることができるようになります。

その他にも、上司のパソコンの電源が落ちそうと気づいた時には充電器を出したり、提案に関係のないところで役に立つことを行っていました。

このように、最初は提案に全く関係のないサポートばかりをしていました。

しかし、何度もサポートに徹していると

このタイミングで用紙とペンが必要になるな

このタイミングでこの話題を持ち出すだろうな

ということがなんとなくわかるようになってきました。

そうすると、次は、上司が必要としている資料を即座に自分のパソコン上で準備することができるようになりました。

何度もこれを繰り返しているうちに、事前準備の段階でも

『今回の提案ではこんなことを提案するから事前に調べておこう』という準備をするようになりました。

そして、実際にその話題が出た時に、事前に調べていたことを僕が話すようになってきました。

ただの2番手ではなく、【究極の2番手】になること

ここで重要なのは、ただの2番ではなく、【究極の2番手】になるということです。

上司からすると『こいつと一緒に仕事をする日は最強に仕事がしやすい!』と思えるぐらいの優秀な秘書になることです。

クライアント先に到着するまで、提案中、全てにおいて自分が上司のための環境を作るのです。

そうすると、上述しているように、

『このタイミングでこんなことを話すだろうな』とか

『ここではこの資料を見せながらこんな提案をすれば先方は納得するだろうな』

という考えを持てるようになります。

この状態になってしまえば、次はその考えを上司のサポートのためだけでなく、自分の提案にしてしまうのです

まずはそうやって、上司のスキルをコピーして自分にインストールしていきました。

そして、自分のクライアントが増えてきたときに、自分のオリジナルを発揮できるようになってきたのです。

大事なのは、中途半端なサポートではなく、最強のサポートすることです。

最初はなんでもいいと思います、上司のサポートに徹することで、自分の能力を高めることができます。

上司が無能な場合

僕の場合、幸いにも社会人になって初めての上司は非常に仕事ができる人でした。

なので、最強の秘書に徹することで、多くのことを学び、自分自身の能力も高めることができました。

しかし、上司が無能な場合はそうはいきません。

『上司が無能だから2番手になんて徹してられない!』と思う方は下記のことを確認してみてください。

上司の無能なポイントを明確に認識している場合

上司に足りていない点は、自分が補うようにしましょう。

そもそも、そこまで上司のことを客観的にみて無能だと明確に認識できているのであれば、すでに能力が高いので、そんなに苦労しないはずです。

それでもどうしても、という場合には、上司の上司以上の方に、上司の無能さを明確にした上で誰の下で働きたいかを会社に交渉しましょう。

上司のことを無能だと感じるが、具体的にどこが、と言われると答えられない場合

無能と思っている上司以上にあなたは無能かもしれません。

ただの、わがままかもしれません。上司の無能さを明確に指摘することができないのであれば、おそらく上司の方が能力が高いので一旦究極の2番手に徹したほうがいいです。

まとめ:【究極の2番手】になって上司の能力を自分にインストールしましょう

僕は、入社した頃本当に何もできなかったので、本当に金魚のフンのように上司にくっついていました。

周りらは『あいつは◯◯さんの秘書みたいだな』と言われることもありました。

でも、それでいいんです。

秘書は簡単に勤まりません。

上司の環境作りに本気で徹しないと、難しいです。

しかし、それ以上に自分に身につけられることも多いのです。

最近、自分自身で稼ぐ力を身につけろ、これからは安定しない、とか煽り系の言葉をよく聞きます。

確かに、それはすごく感じていますが、能力がないうちに焦っても空回りするだけです。

焦らず、確実に自分の力を高めていき、仕事をより楽しむためにも、この記事を少しでもお役に立てていただけると幸いです。

ではまた。

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