お疲れ様です。ワキログです。
仕事をしていると壁にぶつかり、心が折れそうになる瞬間があります。
社会人であればほとんどの方が経験したことのあることだと思います。
そんな時、『会社を辞めたい』と頭によぎることもあるのですが、『会社を辞めたい』と想いながら働くのは非常に自分に負担がかかります。
先日このようなツイートをしました。
今回はこの内容について少し詳しく考えていきます。
心が折れるのは【出来ないこと】がある時
心が折れる理由として、大きな要因は【出来ないこと】がある時です。
逆に何でもできる状態なのに心が折れるということはないと思います。
そして、出来ないことがあるのに加えて周りからのプレッシャーが加わることで、自信を失い心が折れそうになるのです。
このような状況になってしまうと、
『何をすればいいのかわからない』
『何をしても自分はダメなんだ』
と悪循環にハマってしまうこともあり、そうなるとミスも増え、周囲からの反応はさらに厳しくなります。
そのような悪循環にハマらないようにするためにも、粒度を細かくする(問題点を具体化する)必要があります。
そこで、以後に紹介する3つのステップを冷静に実践してみることをオススメします。
ステップ1:何が出来ないのかを明確にする
【出来ないこと】と一言で言っても、様々な種類があります。
なので、『一体何が出来ないのか?』を具体的にしていくことで解決に近づくことが出来ます。
まず、ざっくり考えてみましょう。
- 営業が出来ない
- 社内申請が出来ない
- 印刷が出来ない
- 掃除が出来ない
- 朝起きれない
このような感じで、ざっくりとした課題を挙げてみます。
この時、【営業が出来ない】というのは粒度が粗すぎるので、解決方法が見つかりません。
なのでさらに具体的に考えていきます。
このように課題を深掘りしていく時のポイントは、課題に対して無責任な回答をイメージし続けることです。
意味がわからないと思うのですが、下記のように進めていきます。
営業が出来ないんだ・・・
え、普通に営業すりゃあいいじゃん。
でも提案が上手く出来ないんだ・・・
え、普通に話せばいいだけじゃん。
頭ではわかってるのにいざ営業となると言葉が出でこないんだ・・・
このように『え、普通に○○すればいいじゃん』という無責任な回答をし続けることによって、問題点は具体的になっていきます。
ステップ2:何故出来ないのかを明確にする
上記の例の中の【提案が出来ない】という内容をさらに具体化していくことで、何故出来ないのかを明確にしていきます。
このように、どんどん出来ない理由を深掘りしていきます。
そうすると、何故出来ないのか?が明確になってきます。
少し言い方が悪いかもしれませんが、ひたすら言い訳をしまくるようなイメージです。
言い訳のようになっても良いのです。
それによって課題は明確化されていきます。
ステップ3:出来るようになるためには何が必要かを明確にする
ステップ1、ステップ2で具体的に考えていった【営業が出来ない】について、解決するためには何が必要かを考えてみましょう。
このように粒度を細かくして具体化していけば、今後のとるべき行動が明確になり、少なくとも『何をして良いのかわからない』という状況からは抜け出せます。
3つのステップを自分で考え、課題と解決策を考えた上で上司や先輩に相談するのがベストなのですが、なかなかそこまで出来ないことも多いと思うので、ステップ1の段階から相談するのもありだと思います。
それでも解決出来ない場合
ステップ3までやっても解決出来ない場合は、正直環境を変えることも検討した方が良いです。
具体的には、部署を変えるとか、会社を変えるということです。
上記では、心が折れる理由が【出来ないこと】があるという前提で話を進めてきましたが、そうではない場合があります。
それは
- 会社の人からイジメを受けてる
- 会社が社会的に害悪をもたらしている(人を騙している)
- 毎日パワハラやセクハラを受けている
といったような場合です。
これはそもそも心が折れるという以前にヤバイ環境なので、抜け出しが方が良いでしょう。
ここでもう1点注意があります、それは
ステップ1〜3をやらずに環境を変えることは逃げである。
1度逃げ癖がつくとなかなか治らない。
ということです。
何となく、出来ない・しんどい、自分には向いてないと思うから辞める・・
ということはオススメしません。
特に新卒で入った会社で頑張るという段階では、簡単に辞めるのは避けた方が良いです。
何故かというと、1度退職を経験すると、それ以降は驚くほどに退職のハードルが下がるからです。
前向きな理由なら良いのですが、ちょっとしんどくて辞めるという経験をしてしまうと癖になります。
その癖は、次のステップとして別の会社で働くにしても自分で事業を起こすにしてもマイナスに作用する可能性が高いのです。
まずは、ステップ1〜3を試す。
自分で出来ずにもがくのであれば、先輩や上司に相談するということから始めましょう。
最後に:心が折れそうになるのは普通のこと
仕事をしているの中で心が折れそうになることは、別に特別なことではなく普通のことです。
誰にでもあります。
しかし、そのような状況になった時にどう対処するかによって仕事の楽しさは大きく左右されます。
そして、それはある程度自分自身の気の持ち方や行動によってコントロールは出来るのですが、周りの人のサポートも大きく影響を与えます。
つまり、心が折れそうな本人もある程度自分で考えつつ、周りにいる人もその人をサポートする必要があるということです。
誰しも苦手なことがあり、得意なことがある中で、長所を発揮出来ずに終わってしまうのは本当にもったいないことです。
もし、この記事を読んでいただいている方が、まさに心が折れそうという状態にあるのであれば、問題を具体的にし周りに相談してください。
また、この記事を読んでいただいている方の周りに心が折れそうな方がいるのであれば、一緒に問題を具体化していき、解決策を見つけ、具体的な行動内容を示してあげてください。
双方の歩み寄りが大切だと思っています。
ではまた。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございます。
このブログのコンセプトは『働くって、本当は楽しい』を配信することです。
主に過去なかなか実績を出せずに悩んでいた自分に対して、当時知っておきたかった考え方や手法を伝えるものです。
仕事は本質的には楽しいことだと思うのですが、少し歯車が合わなくなるだけでとても辛いものへと変化します。
少しでも、働く楽しさを感じていただくためにも更新していきますので、これからもワキログをよろしくお願いします!
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